入浴の美容効果についてコラムをお届けしていきます。
一日の疲れをとる入浴タイムを
有効利用すると、セルフエステが可能です。
また、寝る前の入浴は、良質な睡眠を得ることができます。
美しい体と快眠のための入浴方法をお伝えします。
<お風呂でセルフエステ>
美容に効果的なお風呂の温度は、
39℃~40℃くらいのぬるめのお湯です。
以前は半身浴がすすめられていましたが、
エステ効果を得るには全身つかることです。
首から下にも水圧がかかることで、
ダイエット効果が期待できます。
お風呂に長くつかれば体重が減り、
お肌は潤うと思いがちですが、
あまり長時間つかるとかえって肌が乾燥しやすくなるため、
15分~20分くらいにしておきましょう。
<入浴中にお顔のケア>
化粧を落とした後、保湿クリームを顔全体にたっぷり塗り、
クリームを塗ったままお湯につかります。
その後お風呂を上がる際にぬるま湯で洗い流します。
乾燥してごわごわしたお顔が、ツルツルによみがえります。
また、毛穴に入り込んだ古い角質や皮脂などを取りたい場合は、
クレイタイプやクリームタイプの
洗い流せるパックが適していますが、
やりすぎると肌にダメージを与えてしまうので、
週に2回ぐらいにしておきましょう。
シートタイプのパックは、
せっかくの美容成分が流れやすいので、
入浴中には不向きです。
<入浴中のリンパマッサージのやり方>
長時間の立ち仕事や座り仕事で、
夕方になると足がパンパンになるのは、
リンパの流れが滞っているからです。
入浴中はリンパの流れが良くなるので、
太ももの付け根やふくらはぎ、足首、
骨盤まわりやお尻をマッサージしておくと、すっきりします。
また、肩こりや疲れ目には鎖骨周辺をなでたり、
わきの下に親指を差し込み残りの4本の指とでギュッとつかむと、
リンパの流れがよくなり全身のこりが取れます。
<入浴中におこなうヘッドマッサージ>
熱いタオルを2本用意し、1本は首に巻き、もう1本は頭に巻きます。
両手を熊手のように広げ、
親指を耳の後ろの少しへこんだところに置き、
残りの4本でゆっくり頭皮をマッサージします。
<家庭にあるものを入浴剤代わりに使ってみましょう>
お風呂にあら塩をひとつまみ入れると、
発汗作用や新陳代謝を上げる効果が得られます。
また、みかんなどの柑橘系の干した皮を
布袋などに入れてお湯に浮かべておくと、
保湿効果でお肌がしっとりします。
その他にも、天然醸造酢を少々お湯に入れると、
消炎殺菌効果が得られます。
<かかとのお手入れは入浴後にオリーブオイルパックがおすすめ>
冬はかかとが乾燥しやすくなります。
お風呂上がりの温まったかかとにオリーブオイルをすりこみすり込み、
ラップでくるみ靴下をはいて寝ると、
ツルツルのかかとになります。
<まとめ>
お風呂タイムを有効に使うと、
一日の疲れが取れて安眠できるだけでなく、美容効果も得られます。
わずか20分ほどで、全身のセルフエステがおこなえます。
入浴によって水分が損失するので、
入浴前後にはお水やおさ湯を摂るようにしましょう。
一週間に2~3回セルフエステをおこなうと、キレイが手に入ります。
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