皆さんは、「片付けダイエット」って聞いたことがありますか?
別名「断捨離ダイエット」」ともいうようです。
考え方としては、「片付け」「断捨離」をすることがダイエットにつながる、ダイエット効果があるというものです。
ダイエットだけではなく美容にも効果があると言われています。
美容に効果があると聞かれましたら、嬉しいですよね。
「断捨離」とはどのようなものかご存知でしょうか?
断捨離とは次のような考え方を言います。
断:入ってくるいらない物を断つ
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる
離:ものへの執着から離れる 片付けのうえに、
モノの整理だけではなく、頭の中の同時に整理していこうという方法です。
つまり、断捨離で部屋を断捨離で部屋をきれいにするのと同時に、体脂肪もすっきり断捨離してしまおうという一石二鳥のダイエットなのです。
モノを片付けて、本当に痩せるのか?
そこに疑問を感じる方も多いと思います。
まず、「断捨離(片付け)」とダイエットというものには、どのような関係性があるのでしょうか?
まず、「断捨離する(片付ける)」という行為を
することによって、2つのダイエットに関連する事象が起こるのです。
1つ目は、「断捨離する(片付ける)」ことによって、体を動かすこと、
2つ目は、「断捨離する(片付ける)」を行った結果、節度ある生活を送れるようになることです。
つまり、この断捨離ダイエット(片付けダイエット)とは、
「部屋の断捨離片付け)」と体(体脂肪)の「断捨離(片付け)」を同時に行ってしまおうというダイエット方法であり、一度に2つも気になっていることを「片付けられる」というお得なものなのです。
実際に取り組む際には、気持ち(モチベーション)の面でも苦しむことなくできるのです。
一般的なダイエット方法では、目的地もなく何時間も歩いたり走ったりする、あるいは何も考えず何百回も踏み台を上り下りするのは、「考える動物」である私たちにはとても苦痛なことと思います。
最初は「ダイエットのため」と高いモチベーションを持つことができても、そのうちやる気がなくなってしまいます。
皆さまも同様の経験があるのではないでしょうか?
断捨離ダイエット(片付けダイエット)では、「不用品を捨てる」「部屋をきれいにする」というダイエット以外の目的がありますし、断捨離の結果をすぐに実感することができるのでモチベーションを維持しやすいのです。
また、「時間」という面でも皆さんを苦しめることがないダイエット方なのです。ダイエットの有酸素運動では
最低でも20分は走ったり歩いたりしなければいけません。
漫画を読んだりスマホをいじっているときの20分は一瞬ですが、走ったり歩くときの20分は本当に長く感じられますよね。
やはり、やらされ感があるからでしょうか。
このダイエットの20分が長いのは、走ることや歩くこと自体が目的になっているからです。
他に考えることがないから、20分がとても長く感じてしまうのです。
一方、断捨離ダイエット(片付けダイエット)では20分どころか1時間や半日もあっという間に感じられます。
気付くと、何時間も掃除していたなんてことはざらではないでしょうか?
「片付けし始めると止まらなくて、すぐに夕方」なんて体験を持つ方も多いのではないでしょうか?
これは「この不用な家具を捨てる」
「今日は押し入れを整理する」という目的に向かって体を動かすからです。
体を動かしている間も、「この棚はこっちへ」「この段ボールは捨てよう」など色々なことを考えるので、時計を確認する暇もないということも皆さん体験されたことがあるでしょう。
それでは、「断捨離ダイエット(片付けダイエット)」の実際について見ていきましょう。
ポイントを解説致します
1. 有酸素運動をして、体脂肪を燃やす
このように書くと、「なんだ結局、大変なんじゃないか」「やはり苦しむことが必要なのね」と思う方も多いと思います。
やはり、ダイエットの基本である体脂肪を燃やすには、有酸素運動は避けては通れないものになります。
ただ、「断捨離ダイエット(片付けダイエット)」には目的があるのです。
その目的とは!?
掃除機をかけたり雑巾で床を拭いたり、ゴミ袋をかついで家とゴミ捨て場を往復する。
これは、体脂肪を燃やす有酸素運動になっているのです。
掃除機をかけた後、汗をかいているのに気付くことがあるでしょう。
これは有酸素運動によって、体温があがった証拠なのです。
掃除機をかけたり雑巾で拭いたりしてキレイにする、ゴミ捨てをするという目的があることが重要ですよね。
2. 無酸素運動で筋肉を鍛える 重い家具を動かしたり、
荷物が詰まったダンボールを持ち上げたり、不用品をまとめて捨てたりするには、全身の筋肉を使います。
皆さんは、年に一度の年末の大掃除をした次の日に、体のあちこち(特に腰)が痛くなった経験があるでしょう。
普段運動している方でも、普段は使わない筋肉を使うので筋肉痛になることが多いと思います。
それは、「ふんっ」と力を入れた瞬間は無酸素運動をしているのと同じであり、ジムでバーベルを持ち上げているのと同じ状態なのです。
また、荷物の状態もそれぞれであり、形・重さ・その持ち方もそれぞれ違うため、持ち上げたりする際には、いろいろな部位の筋肉を使うことにもなるのです。
つまり、「断捨離(片付け)」では、無意識のうちに筋肉を鍛えることができているのです。
3. 部屋がキレイになる 「部屋がキレイになることは、
ダイエットと関係あるの?」と思う方も少なくないと思います。
実は、このダイエットでは部屋がキレイになることが最も重要なポイントなのです。
体重は1日では落ちません。何をやってでもです。
部屋は1日できれいになります。
断捨離ダイエットの真髄とは!?
ダイエットの効果を一日で実感することができるのです。
これは、モチベーションという意味では非常に大きいですよね。
効果が見えないものほどやっていて辛いものはないですから。
また、中には「ダイエット」だけではモチベーションを維持できないという方もいると思います。
体重を気にするよりも部屋をきれいにすることの方が好きな方もいます。
そのような方は、普通のダイエットは長続きできなくても、断捨離ダイエット(片付けダイエット)なら部屋をきれいにするついでにダイエットもする」
ことができるので、ダイエットに成功しやすくなるのです。
4. 節度ある生活が送れるようになる ダイエットのためとはいえ、
片付けが不得意な方もいるでしょう。
片付けに慣れるまでは大変で、挫折しかけることもあるでしょう。
しかし、片付けに慣れて部屋をキレイに維持できるようになると、節度ある生活が送れるようになるのです。
そうすると、いままで「めんどくさいから」と言って行っていなかった運動や食事制限といったダイエットメニューも苦なくこなせるようになるのです。
片付けダイエットのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います
このダイエットのメリットは、ダイエットを意識しすぎないで済むこと、
部屋がキレイになること、
そして有酸素運動と無酸素運動の両方を行えることです。
デメリットはどんなことがあるの!?
一方でデメリットは、モノを捨てることにストレスを覚える方や元々キレイ好きで部屋がキレイな方には不向きということです。
このダイエットでは「捨てる」という行為が伴います。
モノを捨てるのにストレスを覚える方では、断捨離をすればするほどストレスが溜まるため、逆にそのストレスの解消に暴食に走ったり、
断捨離のやる気を失いやすい傾向にあります。
それでも片付けは楽しいですよね。
また、元々モノが少なく部屋がキレイな方や毎日の掃除が習慣化されている方では、大掛かりな断捨離ができないうえに、掃除をすることによって、
日々の消費カロリーをプラスすることができないのです。
断捨離ダイエット(片付けダイエット)は、部屋(家)の掃除とダイエットを同時に行うことができます。
このダイエットは、有酸素運動を無酸素運動、そして頭でどうしようと考えることを無意識のうちに繰り返すので、運動量も多くダイエット効果が出やすいのです。
楽しく美しく痩せましょう。
まず、物を捨てることはぜい肉を捨てることと思い、お部屋がスッキリとするまで片付けることから始めてみましょう。
そして、断捨離の考えのもとで、更に行動するのです。掃除を少しでいいのでしてみると、
意外なほど動いていることに気付きます。
毎日の掃除機掛けはほんの少しのことですが、毎日行うことでそれなりのカロリー消費になります。
しかし、ものが多すぎて散らかっていると、掃除機をかけることが出来ないので、カロリー消費どころか、散らかった部屋にイラつくことになり、逆にストレスが溜まってしまうことになります。
物を捨てることはぜい肉を捨てることだと考えて、毎日行っていくようにしましょう。
「断捨離」と考えると敷居が高いなと思う方がいるかもしれませんが、「お片付け」と考えると意外と始めやすいダイエット方法だと思います。
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